ちりつもくんの人生記

不器用な著者が「ちりつも」=塵も積もれば山となるを糧に、日常生活に奮闘する

栗城史多さんと四角大輔さんから学ぶ、生き方

どうもちりつもです。
今回は初めての更新です!
 
今日は四角大輔さん×栗城史多さんのイベントに足を運びました'ω')ノ
 
会場の様子です!お洒落…笑
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栗城さんの活動はSNSで目にすることが多々ありました。指を切断してまで、再び登山に挑戦するってどういう考えの持ち主なんだ?と気になっていました。
 
 
 
栗城さんの公式HPより。

www.kurikiyama.jp

 
栗城さんが指を切断した際に、お父さんに最初にかけられた言葉が
 
「おめでとう!」
 
と声をかけられたそうです。
 
・生きて帰ってこられたこと
・苦しみを背負って、また山に向かえることは素敵な体験
 
こういう想いを込めて「おめでとう!」と栗城さんに声をかけたそうです。
 
自分がお父さんの立場であれば、間違いなく気遣いしつつ「もう山には登らないよな?」と息子に声をかけたに違いありません。笑
 
 
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ではでは講演の内容へ。ざっくりまとめです。 
 
 
 ・脳の使い方
 
標高8000mでは休憩しても体力の回復が見込めない「デス・ゾーン」。
これを無酸素で登るには、如何に酸素を使わないようにするか。
栗城さんが行ったのはどういうときに酸素を一番使っているのか、自分の身体感覚と共に計測・観察すること。
 
 
武井壮さんも似たようなことをやっていて、栗城さんは武井さんに実際に話したそうですw
 
栗城さん曰はく、酸素をコントロールするには【脳】の役割が重要だそうです。
酸素を多く必要とするときは【ストレス】を抱えるとき。例えば、ランの大会で緊張してしまい、全身に力が入ってしまい、もがいているときは脳に【ストレス】が生じ酸素を多く必要とする。
だから、酸素を無駄に排出しないためには如何に【心の平穏】を保てるか。
 
武井さんの話も鑑みて、脳の役割を理解して、脳をごまかすことが重要なのかなとみています。
 
自分も競技スポーツをやるので、かなり深く納得しながら聞いていました。
大事な大会でも「勝たないと、勝たないと」という気持ちがレース前から強くなってしまい、自分を追い込んでいました。レース開始当初から身体の重み、調子の悪さを感じていました。結局途中で、過呼吸にな棄権。
 
何か無駄ことを深く考えすぎているのかなぁ~と反省。
次のレースでは目的を変えました。「勝つこと」から「楽しむこと」に。
 
レースに対しての脳の認識を変えることで、身体の調子、動きが変わることは実感知としてあるので、この栗城さんの話は深く同意です。
 
 
 

・失敗と挫折の共有

www.facebook.com

 

栗城さんの活動の基になっている

失敗と挫折の共有

 詳しくはリンクを貼っておきました。

栗城さんは自分の失敗と挫折を共有したときに、皆さんからの反応を確認するんですって。

・頑張ってください!

・勇気をもらいました、ありがとう

・あなたの冒険を見て、私自身も何かやってみようと思い、こういう行動をしました

 

三つ目のリアクションが栗城さんにとって、最も嬉しいリアクションだそうです。

自分の行動が、知らぬ誰かの行動の契機になる、励みになる。

 

僕もFacebookで頑張っている友人の活動を見ていると、勿論応援したい気持ちもありますが、それ以上に自分も友人以上に頑張りたいという気持ちが湧いてきます

 

また、挑戦することに対して、栗城さん四角さんから

大小関係なく挑戦している段階で成功。大部分の人はチャレンジの舞台にも立たないから。

 

・想いには【手間】をかける

四角さん:ネットは誰でも匿名ですぐに書きこめる分、相手に対して伝えたい想いが
真剣でないことが多い。手紙はわざわざ便箋を買い、郵便局まで行き切手を購入し、郵送する。そんな面倒くさい作業を踏んでいるからこそ、その想いは真剣に受け取る。
 

・自由でない=いろんなものにしがみついていること、執着していること

自由を得るために色々活動しているのに、いつの間にか執着してしまい、自分が動ける幅が減る。
これは本当にそうだな~と。自分に足りていないのは、為末大さんの「諦める力」といった概念。あれもこれも欲しい、実現したいっていう欲望、更に自分ならできるという可能性余地を残し過ぎている。
 

・夢は言葉にする

四角さんはニュージーランドに移住したくて、名刺交換の際にいつも「ニュージーランドにいつか移住しようと思っています。」と毎回言っていたそうです。
 
その際に「こいつ変な奴だな・・」と思われることよりも、「そういえば知り合いでこういう人がいるよ」という情報をもらった方が遥かにいい。
 
輪郭のないぐにゃぐにゃした夢が、自分の夢を公にしていくことで、思わぬ情報提供を受けたり、夢を自分で強く意識するようになり、夢の輪郭が確固たる形になっていく
 

・応援してくれる=「本気」「必死」になっているとき

栗城さんの知り合いに山中さんという方がいらっしゃった。
その方は高校卒業後コンサルをやりたくて、志望をしていたが入れず。
そこで仲間10人集めて、俺はどうしたらいいのかという話し合いに。
仲間が飲食店のアルバイトをやっている人が多く、話が進み山中さんは全く経験のな飲食店経営をやることを決意。
 
だが、資金もノウハウも何もない。山中さんはあらゆる人に会って話をするが殆どの人に反対される。
だが、仲間の経営者であるお父さんだけが面白いからやってみろと言い、資金を調達。ノウハウは仲間が働いているお店の店長に頼んでとにかく聞く。沢山の人に会い、本気で、必死に、自分の想いを語る。人との出会いが自分を変えた。
 

・否定は他者だけでなく、自己からも。第一歩の踏み出し方

研究で、脳は新しいことをやる際にストップをかけることが明らかになっている。明日から10km走ろうと思って意気込んで決意したとしても、脳からの指令で抑制がかかる。「形」から入ると脳をごまかせる。かっこいいランT、シューズを揃え、楽しそうに走っている自分をイメージする。
 

・ライバルの存在

自分の目的は何?ライバルに勝つことが目的ではないでしょう。ライバルの存在を見て焦ることでもないでしょう。自分がやるべきことは何?ライバル、他者がやっていることを認め、自分がやるべきことを虎視眈々とやる。
 

選択と集中

現代はやるべきことが多い。自ら捨てることをしなければ、脳に疲労が溜まる。やるべきときに、集中して取り組む。だらだらやらない。
栗城さんはマインドフルネスを朝と夜に行い、脳の状態をリセットする。
 
 
最期はなんと、四角さん、栗城さんの間に挟まってパシャりと写真撮影!
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と以上、ざっくり今日の講演に関してでした!